次元宇宙 2014 8 9

 宇宙は、遠くない。
しかも、大きくない。
 あの星は、地球から数万光年と聞くと、
「とてつもない距離感」を感じるでしょうが、
それは、3次元の感覚で言えば、
そう感じるのも無理ないでしょうが、
次元をひとつ上げると、3次元宇宙は小さなものとなります。
 眼下には、銀河が広がっていた。
やがて、そういう体験をする人たちが出てくると思います。
 ただし、最初は、自分よりも上の次元を考えるのは、難しいものがあります。
そこで、次元の思考実験をすればよいと思います。
 1次元の世界は、どういう世界か。
それは、線分の世界でしょう。
動くにしても、前後しか動けません。
 これを象徴する乗り物として、電車があります。
電車は、線路という線分の上を前後に動くしかありません。
つまり、電車は、線路という線分に束縛されています。
 次に、2次元の世界は、平面です。
1次元の世界と比べると、横にも動けるようになります。
 これを象徴する乗り物として、自動車があります。
自動車は、自由自在に動けるように思えますが、
実は、自動車は、地面という平面に束縛されています。
 さて、3次元を象徴する乗り物としては、
多くの人は、飛行機を連想するでしょうが、
本当は、次のステップのためには、潜水艦を連想すべきでしょう。
 宇宙は、ビッグバンから始まったと聞きますが、
それは、無理な考え方でしょう。
 小さな一点から爆発が起こって、
ひたすら膨張して、広大な宇宙ができた。
やがて、こうした考え方は、矛盾が出てくるでしょう。
 最初に、空間が創造され、
その空間にエネルギーが満たされた後で、相転移が起こった。
 3次元宇宙を創造する「上位の宇宙」があるわけで、
宇宙の多次元構造を考えれば、
「相転移」の方が、素直な考え方です。
 いつの日にか、銀河を眼下に見下ろし、
「宇宙は、遠くない。しかも、大きくない」と感じる日が来ると思います。
 人類が覚醒する時。
その日は、まだまだ遠いかもしれません。
現在でも、人類は、地球内部の紛争に夢中になっている現状があります。











































































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